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政策研究

Global Aging and Retirement Security in Emerging Markets: Reassessing the Role of Funded Pensions

新興国(その多くは、近代国家の社会保障制度が未完備)で人口高齢化が進行している。このような国では、先進国のように巨額の未積立年金債務を抱えていないために年金制度デザイン上より大きな柔軟性を持つ一方で、対策を誤れば財政・経済難だけでなく、大きな人道的危機を招くリスクを孕んでいる。本論では、老いる新興国における退職制度の所得補償水準の妥当性と財政的持続性の課題について検討し、特に積立方式制度の潜在的有益性について論じる。

Authors
Richard Jackson and Keisuke Nakashima
Publisher
Global Aging Institute / Principal International (September 2015)
Full Text
English Edition
Spanish Edition
Portuguese Edition

3・11で現実化した「成長の限界」が日本を再生する

日本を襲った東日本大震災。かつて驚異の成長を成し遂げた経済大国の産業が、エネルギーが、暮らしが、あっけなく崩壊した。それは、「成長」神話にもとづいて、ひたすら資源を浪費し利潤拡大を追い求めてきた現代文明の終焉の姿である。地球規模での「成長の限界」はどこまで迫っているのか。日本はこの試練からいかに再生すべきか。各界の論客たちが熱い議論をくり広げる!

3・11で現実化した「成長の限界」が日本を再生する
著者
浜矩子、高野孟、川北稔、柴田明夫、中嶋圭介、石井彰、富坂聰、武石礼司、枝廣淳子
発行
小学館クリエイティブ(2011年6月)
発売
小学館
体裁
A5判、192ページ、2色
目次
第一部 3・11で現実化した日本の「成長の限界」
成長神話の崩壊を超えて成熟国家としての再生へ
浜矩子:同志社大学大学院教授
アメリカ型大量消費文明からの決別を
高野孟:『インサイダー』 編集長
「成長パラノイア」が支えてきた近代資本主義
川北稔:大阪大学名誉教授
第二部 グローバル時代の「成長の限界2・0」
2030年に迫る地球の臨界点
柴田明夫:丸紅経済研究所 代表
「成長の限界2.0」の超克に苦悶する地球経済
浜矩子:同志社大学大学院教授
地球高齢化時代― 21世紀の「成長の限界」
中嶋圭介:戦略国際問題研究所(CSIS)研究員、神戸市外国語大学講師
3・11後の日本のエネルギー選択 石井彰:エネルギー環境問題研究所代表(石油天然ガス・金属鉱物資源機構 特別顧問)
地球が養える「食料の限界」
柴田明夫:丸紅経済研究所代表
「中国の時代」という幻想が崩れ去る日
富坂聰:ジャーナリスト
原子力発電の限界?
武石礼司:東京国際大学教授
第三部 1970年代に起こった「成長の限界1・0」
「成長の限界」から40年
枝廣淳子:環境ジャーナリスト
ローマ・クラブの「成長の限界」を検証する
武石礼司:東京国際大学教授

Global Aging and the Future of Emerging Markets

地球高齢化の「第二波」とも言える、新興市場地域への人口高齢化が急速に迫っている。本書は、中国、インド、ラテンアメリカ、ロシアに焦点を当て、人口動態変化が経済成長、社会、政治的安定に与える影響を分析し、慎重な楽観論を提示している。すなわち、同地域の世界経済における生産、消費、投資面のプレゼンス拡大が継続することを見通す一方で、将来の平和と繁栄へ行程は直線的発展とは限らず、その途上で直面しうる人口リスクについても指摘している。

Global Aging and the Future of Emerging Markets
Authors
Richard Jackson, Neil Howe, and Keisuke Nakashima
Publisher
Center for Strategic and International Studies / Everest Capita (March 2011)
Full Text
English Edition

The Global Aging Preparedness Index

「地球高齢化」が世界を覆いつくそうとしている。来たる数十年、地球高齢化は、経営心理から労働生産性、家族形態から国際資本の流れまで、あらゆる分野に影響を与えると考えられる。中でも特に切実に問われているのは、現役世代への過剰負担を避けつつ高齢者の適切な生活水準を提供する社会の能力である。

「地球高齢化準備度指数」は、初の試みとして、地球高齢化の特に高齢者扶養負担の側面から世界主要20カ国の対策準備度に関する包括的な定量分析を提示する。

同研究の推計データ、国別データ・シート、イベント、メディア報道等については、プロジェクト・サイトをご覧下さい。2011 年初めに中国語版を出版予定。

The Global Aging Preparedness Index
Authors
Richard Jackson, Neil Howe, and Keisuke Nakashima
Publisher
Center for Strategic and International Studies / Jackson (October 2010)
Full Text
English Edition

China’s Long March to Retirement Reform: The Graying of the Middle Kingdom Revisited

「一人っ子政策」の副作用によって中国の人口高齢化が加速している。来たる数十年、伝統的家族の崩壊に拍車がかかる一方、年金・医療・介護等の社会保障制度も未整備な中、莫大な数の中国人が退職期を迎える。このため、過去四半世紀以上に渡って目覚しい発展を遂げてきた中国は、成長鈍化と社会的ストレス増大の新たな時代に向けて転換期に差し掛かっている。同書は、これまでの中国政府の高齢化対策を分析・評価し、新たな改革計画の青写真を提示する。

China's Long March to Retirement Reform: The Graying of the Middle Kingdom Revisited
Authors
Richard Jackson and Keisuke Nakashima
Contributor
Jiangong Zhou
Publisher
Center for Strategic and International Studies & Prudential (April 2009)
Full Text
English Edition
Chinese Edition

Latin America’s Aging Challenge: Demographics and Retirement Policy in Brazil, Chile, and Mexico

ラテン・アメリカは、人口学的に見て若い社会とイメージされがちだが、今世紀半ばまでに、同地域の主要国の中から、高齢化進行度合いにおいて米国に追いつき、逆転する国が出てくると考えられる。

本書は、人口動態トレンドから見た場合、同地域が、現在、高齢化課題に備える好期にあることを指摘する一方で、退職保障制度の整備や生活水準向上を積極的に促進する政策を怠れば、高齢化の本波が到来した際、経済難や社会不安に留まらず、人道的高齢化危機にまで発展する危険性について警告している。

Latin America’s Aging Challenge: Demographics and Retirement Policy in Brazil, Chile, and Mexico
Authors
Richard Jackson, Rebecca Strauss, and Neil Howe
Contributor
Gabriela Aparicio and Keisuke Nakashima
Publisher
Center for Strategic and International Studies (March 2009)
Full Text
English Edition
Spanish Edition
Portuguese Edition

The Graying of the Great Powers: Demography and Geopolitics in the 21st Century

本書は、地球規模の人口動態変化が地政学的に与える影響について、特に米国と他地域との人口、経済、軍事的な相対関係変化とその政策的意味合いについて、膨大な文献資料、データ、専門家とのインタビューを通して分析する。

これまで専門家は、危険地域とされてきた多くの国が、今後、紛争や内紛などのリスクを高める「若者世代の膨張期」を脱すると予想されるため、世界は平和と安定に向かっていると主張してきたが、同書は「危機の2020 年代」にかけて、高齢先進地域と後進地域間の新たなダイナミクスが、むしろ地政学的に不安定要素をもたらすと警告する。

The Graying of the Great Powers: Demography and Geopolitics in the 21st Century
Authors
Richard Jackson and Neil Howe
Contributor
Rebecca Strauss and Keisuke Nakashima
Publisher
Center for Strategic and International Studies (May 2008)
Full Text
Major Findings(要約)
Table of Contents(目次)
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The Aging of Korea: Demographics and Retirement Policy in the Land of the Morning Calm

韓国の人口高齢化は、その規模と進行スピードもさることながら、経済や社会の近代化の真っ只中でこの波に直面することによって、これまで日本や欧米の高齢先進国が経験してきたものより深刻かつ複雑な影響を、財政、経済、社会に対して受けると考えられる。

本書は、韓国の公的年金制度の財政的持続性を検証・改革案の提示に加えて、経済成長や生活水準を将来にわたって維持するために、中高年者の就労、女性のキャリアと家庭のバランス、介護体制の整備など、多岐にわたる経済・社会的課題を検討する。

The Aging of Korea: Demographics and Retirement Policy in the Land of the Morning Calm
Authors
Neil Howe, Richard Jackson, and Keisuke Nakashima
Contributor
Hyejin Kwon and Jeehoon Park
Publisher
Center for Strategic and International Studies & MetLife (March 2007)
Full Text
English Edition
Korean Edition

Long-Term Immigration Projection Methods: Current Practice and How to Improve It

グローバル化の進行で国際移民が飛躍的に増加する中、長期人口推計における将来国際移民の仮定の置き方が、重要性を増している。しかし、米国を始め各国当局・国際機関の公式推計のほとんどで、場当たり的な仮定が置かれている。

本書は、現在実践されている移民推計手法、国際移民に関する理論的洞察や実証研究を調査し、より優れた推計モデルの枠組みを検討する。

Long-Term Immigration Projection Methods: Current Practice and How to Improve It
Authors
Neil Howe and Richard Jackson
Contributor
Jennifer Blakeslee and Keisuke Nakashima
Publisher
Center for Strategic and International Studies (June 2006)
Full Text
English Edition

Building Human Capital in an Aging Mexico

本書は、米メキシコ有識者会議の委託を得て作成されたものである。メキシコの高齢化は、将来の二国間関係に重要な意味合いを持つ。なぜなら、メキシコの高齢化ペースが米国に比べて相対的に速いために、2040年代に、高齢化の進行度でメキシコが米国を逆転すると予想され、貿易、投資、移民などの分野を中心に、両国関係の長年の前提を、大きく覆すことになると考えられるからである。こうした局面に備えるために、同書は、両国の利益のために人口学、経済的シナジーが得られる分野を指摘する。

Building Human Capital in an Aging Mexico
Authors
Richard Jackson
Contributor
Gabriel Arrisueño Fajardo and Keisuke Nakashima
Publisher
Center for Strategic and International Studies / Instituto Tecnológico Autónomo de México (July 2005)
Full Text
English Edition
Spanish Edition

Projecting Immigration: A Survey of the Current State of Practice and Theory

先進世界を中心に出生率が低下を続ける中で、人口増加や経済成長の長期的見通しを決定付ける上で、移民が果たす役割が重要性を増している。しかし、米国内外の公式移民推計は、その場しのぎの判断予測に留まっている。

本書は、国際移民に関する理論・実証研究から得られる豊富な洞察を取り入れることができれば、推計手法は格段に改善されることを主張する。

Projecting Immigration: A Survey of the Current State of Practice and Theory
Authors
Neil Howe and Richard Jackson
Contributor
Rebecca Strauss and Keisuke Nakashima
Publisher
Center for Strategic and International Studies (April 2005)
Full Text
English Edition

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